久しぶりにここに書き込むのですが、主要地方道浜松停車場線が廃止されたようですね。浜松駅といえば新幹線も停まる駅なのになぜ…? と思ってしまうのですが、こういう話は結構あるようです。私は中国地方の県道一覧表(更に四国地方にも進出し、後は高知県を残すのみ)を作り、なおかつその歴史も調べているのですが、主要都市の中心駅なのに廃止された例が結構あるのには驚きました。岡山県の津山(国道53号線が駅前を通過するようになったため)と倉敷(駅前再開発で駅前通りが駅前広場になったため)、広島県の福山(市営地下駐車場建設が理由?)と三原(理由不明)がそうなのですが、浜松の場合は何が原因なのでしょうか。きちんと1993年5月11日付官報号外73号に載っている建設省(当時)告示第70号で浜松停車場線も主要地方道に認定されているわけですが、いつになるか分からない(もうないかも…)次の主要地方道認定を待たず廃止になるという例があるのには(まだきちんと調べていないが倉敷停車場線もそうだったらしい)驚きました。まあ告示通りに路線名称が使われるということもないわけですが。 それにしてもこういう駅に通じる県道は調べてみると不可思議なことがいくつもあります。愛媛県の主要地方道宇和島停車場線は全線が国道320号線と重用するようになったのに未だに廃止されないでいるし、鉄道が廃止されてからもずっとその路線が残り続けたり結構後になって廃止されたりする例が結構見られます(広島県でも2003年秋に廃止されたJR可部線関連の3路線が未だに廃止告示が出ていない)。いったいどういう基準で認定・廃止しているのでしょうか。
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